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大飯原発を再稼動してはいけない理由

(1)事故時の拠点となる免震棟がない。

(2)放射能の拡散を防ぐフィルター付きベントがない。

(3)関電による福島事故を教訓にした安全対策85項目の31項目が完了していない(右図Asahi120612 <クリックで拡大>ご参照)。

(4)敷地内の断層が活断層である可能性が指摘されたことに、経産省原子力安全・保安院が6月10日に「問題ない」としたが十分なその根拠はない。

(4)原発が稼動すればさらに増加する放射性廃棄物の中間貯蔵施設・最終処分場の設置場所のあてがまったくない(全国の原発と青森県の再処理施設にたまった使用済み核燃料の中のウランは10年末現在で1.7万トンにのぼる。広島型原爆を120万発つくれる量である。)。

(5)政府や国会事故調の調査結果が未だ出ていない。

(6)そもそも、安全基準は暫定的なものしかない。政府がこの4月に決定した再稼働に向けた判断基準は、原子力の安全規制を担う新組織が発足していない状況で示された暫定的なもの。新組織「原子力規制委員会」は9月までに発足する予定だが、規制委がまとめる新しい安全基準が施行されるのは来夏ごろとみられている。

(7)そもそも、原発の専門家でない政治家が判断できることは「専門家の判断が信用できないときに原発の運転を止めること」であり、専門家の間でも意見が分かれる状況で政治家が原発の安全や動かす判断をすることは「できるはずもなく、無責任きわまりない」(報道記事.jpg)。

(8)大前提として、福島の事故で得られた最も重い教訓は、放射能が広範囲に広がる重大事故が起きる危険性が決してゼロにならないということ。

~以上、ないないづくしであるがゆえに再稼動は許されません。それが常態化すると、またぞろ「安全神話」が復活してしまいます。原発「立地地元」自治体の市民も、そうではないが原発事故で被害を受ける原発「被害地元」自治体の市民も再稼動反対の声を上げましょう。

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